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平板載荷調査

▼平板載荷調査
1.平板載荷調査とは?
2.試験の目的と試験器具
3.試験方法
4.調査画像
5.試験資料

1.平板載荷調査とは?

平板載荷調査は、載荷板の荷重沈下曲線から地盤反力係数や極限支持力などの地盤の支持特性を求めることを目的とした試験方法です。平板載荷試験から求まる地盤の支持特性は基礎の設計に対して重要な資料となります。

 

2.調査の目的と試験器具

主に大型の施設を建築する際の「地耐力」を測るための試験です。
指定された地点で平板載荷試験を行い、長期許容支持力度、地盤反力係数等を知り、設計施工の参考資料とすることを目的とします。
図の測定器具はある試験で実際に利用した試験器具となります。

3.調査方法

試験方法
A)載荷前の整形
試験装置組組立に載荷表面をハンドスコップ等で平坦にしたうえで砂をひき、水準系を用いて載荷盤を水平になるように設置した。

B)装置組立
重機(バックホウ)を反力として用い、載荷板上部に300kN掛油圧ジャッキ、球挫、300kN用ロードセルを垂直になるように順次設置した。
さらに、載荷板より1.0m離した所に不動点を2点取り、それらに基準梁を取り付け(載荷板の両辺に水平に2本)、マグネットスタンドを介したひずみゲージを載せ、ゲージスピンドルが基準点の凹凸による影響を受けないようにガラス板を配置する。
装置組立完了後、初期荷重の1/2~1/3程度を地盤及び載荷装置のなじみをよくする為に掛け、約10分程度放置した後に0.0kNに戻し、ひずみゲージをゼロに合わせ試験を開始した。

C)荷重段階、計測
測定荷重段階は次のように行なった。
 =:最大荷重
載荷 8.0kN~16.0kN~24.0kN~32.0kN~40.0kN~48.0kN~56.0kN~64.0kN

除荷 48.0kN~32.0kN~16.0kN~0.0kN

沈下量の読み時間は各荷重とも0・1・2・5・10分として、以後5分毎に沈下量を計測し、30分間の測定後次の荷重に移った。

最大荷重64.0kNの計測終了後、除荷を前記の段階で行なった。各荷重とも0・1・2・5分の計測とした。

4.調査画像

5.試験結果と調査資料

試験結果 試験結果の考察 まとめ

試験方法・解析方法は、地盤工学会編「地盤調査の方法と解説」、「地盤の平板載荷試験方法・同解説」及び日本建築学会編「建築基礎構造基準・同解説」に準拠したものである。

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